心の中からのメッセージ

昨日、駅までの道を行くとき、近道しようと選んだ道がとても混んでいてなかなか前に進めず、かえって遠回りになってしまいました。
電車に乗って、さあ昨日までの読みかけていた本を読もうと思ってかばんを見たら入っていませんでした。家に忘れてきたんですね。

「急がば回れって昔から言うじゃないか」
「家を出る前にちゃんと確認していたらよかったのに」
 
 誰でしょうか。
 私の心の中にいる誰か厳しい人が私をそうたしなめてきます。
 
「ま、そういうときもあるさー」
「うんうん、気にしない気にしない」
 
 すぐ後に今度はまた別の誰かが、寝転がったままそう言って私をなぐさめてくれました。
 
 電車の窓から外を眺めると、空はとても青く高く、新しい季節を伝えます。
 向かい側に座っている60代ぐらいのご夫婦ができたばかりの大阪駅の公園について、楽しそうに話をしているのが可愛らしく微笑ましいです。
 
 ちょっと近視眼的になっていたかもしれません。
 胸の高さを少しだけ上げて、少しだけ遠くへ視点を広げてみよう。
 次にまた私の心のどこかから上がってきたそんなメッセージ。
感じていたら、なぜだか楽しくなってきました。
 
 皆様もどうぞ良い1日を。

投稿者プロフィール

島 幸樹
島 幸樹心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 生駒支部
「人は日々進化し成長し適応へと向かっている」

コメントはお気軽にどうぞ