合間の時間の過ごし方

心の専門家さんには、「時間」についてこだわりを持ってお話される方がわりと多いかもしれません。

私たちはたとえば今ポーンと時間を与えられて、「何にもしなくていいよ」などと言われたとしても、何にもしないだけでは済ませない生き物のようです。

つまり、何かその使い道を細かく分けて、上手に使おうとします。
「何もしない」をいつまでも続けることはしにくいです。

時間を構造化したくなります。

時間をどう使うか考えるということは、どう生きるかを考えるということ。

カウンセリングの場面でも、一日(一週間など)の時間をどう使っているかを伺って話を進めるということがあります。

前置きが長くなりましたが、皆様は「合間の時間」をどう過ごされますか?

この後だれだれさんと会う約束があって、それまで30分あきができたとか

何かの手続きが終わるまでの待ち時間とか

前の仕事から次の仕事までのぽっかりあいた時間とか。

合間時間の過ごし方は人それぞれですね。その人その人のパターンがありそうです。

仕事の合間だったら、次の仕事のための確認などをするかもしれません。

あ、そうだ、メールしておかないと、今のうちに、、、ということもあるのではないでしょうか。

もちろんここでただボーっとするだけに使うのも良いでしょうし、仮眠をとる方もいますよね。

 

何が正解というわけでもないのですが、この合間時間の過ごし方を振り返ってみませんか?

人と関わることが多くて気をたくさん使われる人だったら、一人になって心を休息させてみる、とか。

お金やお金以外の価値を生み出すことに多くの時間を割いてきた人なら、その生産性をちょっと忘れてただただ遊んで楽しむだけの時間んを持つようにしてみるとか。

あるいは、「自分のため」「誰かのため」の視点で考えてみます。

そういえば「自分のため」に時間を使うことをしばらく忘れてしまっている人がいるかもしれません。

買い物に行くと、いつの間にか自分以外の誰かのための買い物になっていたり、誰かを喜ばせるベクトル(方向)に心が向きがちになっていたり。

であれば、自分のための(ちょっと高い)買い物をしてみるとか、誰かのことをいったん考えずに行動してみるとか。

 

合間時間を今までどう過ごしてきたか。合間時間をどう過ごしていこうか。

一度考えてみるのはいかがでしょうか。

「合間の時間の過ごし方」
ありがとうございました。

素敵な時間を。

投稿者プロフィール

島 幸樹
島 幸樹心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 生駒支部
「人は日々進化し成長し適応へと向かっている」

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